最近描いている絵とデザインについて

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オタクな本の表紙絵です。タイトルは依頼しました。
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ワンダーランドウォーズの幼女二人組。かわいい

タイトルのデザインをお願いしたんですが、今って同人専門のデザイナーさんとかいるのが驚き・・・・!
お値段は割とピンキリ目なのでまぁ、値段相応って感じではありますが、忙しい時とかこだわりはないけど見栄をよくしたい!って時にはいいかもしれませんね。

本当によく、デザインってどうすればいいの?って聞かれるんですが、元デザイナーとしては
「媒体(webとか印刷)の基本を勉強してあとは実践繰り返すのみ」と言ってます。
当たり前なんだけどね・・・だから、取り組みさえ始めればまぁ、練習次第で誰でもデザインなんてできるのよ(一部の専門職は除く)

ただ、本業の人とそうでない趣味の人の違いっていうのは、クライアントさんからのダメ出しがあるかないか。だと思います。
自分の好きなものをセンス良く作る。っていうのは同人誌等の限られた用途だったら問題ないんですが、一定数が見るもの、例で言うと雑誌の表紙とかパンフレットとかになるかな。
そういうのは自分が良いもの!と思ってもクライアントには却下されることも少なくないw
どうしてもクライアントさんの要望っていうのが大きなウエイトを占めてくるので、相手を説得できるような材料がないと自分のデザインを貫くのはかなりしんどいです。
はっきり言ってフツウのお仕事よりしんどいですよ。自分の感性を全拒否されることもやっぱりあるし。
(まぁ、ちゃんと打ち合わせしてラフから何度か出せばあまり悲惨なことにはならないけど)

そんなわけねーだろwwwって思うんですがやっぱりひよっこデザイナーは辛い立場に置かれる事が多いです。
それでも、経験なんですよね。いろんなジャンルのデザインに挑戦していくことでクレームは減るし、お褒めの言葉を頂くようにもなります。
絵でもそうなんだけど「理由がある否定の言葉」はちゃんと自分の中でうまく消化していかないと成長が厳しいジャンルでもあります。
称賛だけでは成長が望めないっていうのが顕著だなぁと思います。
「そのデザインじゃイヤだ」って言われた時に、代替案として自分の経験がたくさんの引き出しとして役に立ってくれるんですよね。
(罵倒とかは無視で)
自己完結せずに、怖いけれど他人の意見を聞くチャンスがある人、聞く意欲がある人は伸びると思います。

ソフトの使い方はそりゃ勉強してくれ頼むよ~って感じだけど、今は「この効果手軽にできないまな?」って思ってもググれば大体解決するからウォまじすげえ!って思う。便利な世の中です。

というわけで、デザイナーを目指す私の身内に向けて。応援してるし、困ったことは私も調べるのを手伝うから諦めないで挑戦してみて!
無理でも今やっていることに関して良い影響もあるよ。


ソンナカンジ