mdiappとクリスタを使った厚塗りメイキングその4
こんにちわ~ひめはです!
進行が遅いですが、少しづつ進めています。
もともと超絶せっかちな自分なのですが、じっくり時間をかける(振り返ったりやり直したり)という作業も大事なことなんだなぁと日々実感しています。
さて、前回の続きです。
修正のアタリを元にグレーで描き直しをしました。
ちょっとは違和感抜けたかな?(プロが見たらプププって感じかもしれませんが、まぁ今の私の実力ではこれが限界です)
次は、顔と同じようにグレーレイヤーの上にソフトライトレイヤーを作って色を乗せていきます。
白っぽい着物を着ている人なので、とりあえず白系でまとめます。
本当は赤の装飾とかゴテゴテしてるのですが、それはおいおい描き足していくことにします。
光源をなんとな~く意識して「この辺は明るいかな・・・」という感覚だけで色を置いていきます。
明るくしたいところはオーバーレイレイヤーを重ねて色を付けます。
さて、グリザイユ画法って言葉ですが、絵かきの方なら聞いたことがあるのではないでしょうか。
グレーで濃淡をつけた上に色を置いていくという描き方です。
デジタルでは比較的表現しやすいし簡単なので採用している方も多いと思います。
私が思うグリザイユのメリットは
- レイヤー分けが最小限に抑えられるのでファイルサイズが軽くなりやすい
- 主線がない絵柄と相性がいい
- 完成形をイメージしやすい(エスキースに最適)
というところだと思います。
特に主線がない私のような描き方だと、グレーの時点で描き直しにかかるコストが少ないので修正が入っても比較的労力が少ないです。
あと、完成形のイメージが早いと絵を描く時にテンションが上がりますね!
逆にデメリットは
- レイヤーの使い方によってはギラギラしたりと色調整が難しい
- 上記と同様ですが、逆に暗い絵になりがち
- 線画がないぶん、細かい絵を描くにはそれなりの技術力が必要
色に関してはPhotoshopなどでトーンカーブを駆使すれば何とかなったりするのでそこは慣れですね。
自分はデザイナー時代に自分の目でキャリブレーションを行っていた経験があるのでそこが活かされています。
問題は線画がないので細かい模様などが億劫になりがち。
全体のイメージを掴むことは得意なのですが、細かい作業は時間がかかることも・・・
ここも経験だと思うので頑張りたいところです。
次回は更に全体を整えていきたいと思います。
ソンナカンジ